8月29日にジャニーズ事務所の「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を開き、ジャニーズ事務所が今後必要な改革として藤島ジュリー景子社長の辞任を提言し、その後正式に東山紀之さんが新社長と発表されました。
ジュリー元社長から新しい社長を選ぶ際広報となった人物は誰がいたのでしょうか。
東山紀之さん以外に候補者はいたのでしょうか。
そこで今回はジャニーズ事務所の新社長候補として誰がいたのか、またジャニーズ事務所がこれまで上場していない理由やジュリー派と言われているタレントについて調べました。
ジャニーズの新社長候補は誰がいた？東山紀之以外の候補者は？
藤島ジュリー景子社長に代わり東山紀之さんが新社長となることが分かったジャニーズ事務所ですが、社長交代がわかってから週刊誌などで報道されていた社長候補をまとめてみました。
候補①東山紀之
現在ジャニーズ事務所に所属しているタレントの中で最年長の東山紀之さん。
ジュリー社長ともテレビ局との関係も良好で、社内にも目立った敵がいないことから次期社長候補として名前が挙がっていました。
元ジャニーズ事務所のスタッフや芸能事務所の幹部からは最有力候補と見られ、現在ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦さんと2枚看板で会社をけん引していくのではと言われていました。
ただ、経営の面では経験が全くなく、予算書などを作ることもできないため、ジュリー社長が事務方で残って支えていくという見方があり、実際そのようになるのかもしれません。
候補②井ノ原快彦
2人目の候補者だったのは現ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦さん。
半年以上に渡って社長としてやってきた経験もありますから、候補として挙がりました。
しかし、親会社であるジャニーズ事務所の社長になるとなれば、アイドル活動は辞めなければならなくなります。
現在20th Century(トニセン)としての活動の傍らで社長業をこなしていますが、もっと大きな会社の社長になると2足の草鞋では厳しいものが…。
また、子会社の社長ということは少なからずジュリー社長との繋がりも否めませんし、完全にジャニー一族との決別を目指すのであれば、この人選は難しかったのかもしれません。
候補③白波瀬傑
白波瀬傑さんは現ジャニーズ事務所副社長を務める人物で、1975年からジャニーズ事務所には在籍し、宣伝担当をする一方でジャニーズのメディア情報の操作も請け負っていると言われています。
つまり、ジャニーズの闇と言われる部分をよく知っている人物ということ。
もちろん、ジャニー喜多川前社長の件についても知っていたと考えられます。
しかし、今回の会見では直接的な責任については認定されず、取締役としての義務が果たされていなかったとしかされませんでした。
これは白波瀬さんを次の社長にする、もしくは今のポジションに残らせるために責任を追及しなかったのでないかと言われていました。
ただ、白波瀬さんを次の社長になったとしても、既に年齢が70歳を超えているとされている為、ものの数年でまた社長交代が必要になるという見方も。
そう考えると、白波瀬さんが社長になる可能性は低かったことになりますね。
候補④竹中幸平
今週刊誌がこぞって次期社長と予想しているのがこの竹中幸平さんです。
竹中さんはソニーミュージックで執行役員を務め、今年の7月1日にはソニーグループのシニアアドバイザーに就任した人物。
現在ジャニーズ事務所の顧問も務めています。
今回の会見2日前に『週刊現代』の記者が直撃した際には
(社長就任は)ないです
とコメントしていたものの、多くのメディアではかなりの有力候補として名前が挙げられていました。
というのも、ジャニーズ事務所には今ソニーからの出向者が増えており、関係がかなり強化されている印象。
あくまでもYouTubeなどの運営関係での出向とされていますが、これほど関係が強化されていれば次の社長にソニー出身者がなっても不思議ではありません。
候補⑤社内の人間の昇格
ジャニーズ事務所にはテレビ局やレコード会社、広告代理店からやってきた幹部も在籍しています。
そういった外も中も知る人間が社長に昇格するという可能性もなくはありませんでした。
しかし、裏方に徹していた人間がトップになると懸念されるのがファンとの距離。
ファンとの距離が広がれば人気商売のアイドルは必然的に売り上げも落ちます。
また、社内の意識改革が必要とされている中で、社内から昇格させてしまうと意味がないと考えがあったのでしょう。
ジャニーズ事務所の株はどうなる？上場しない理由は？
ジャニーさんとメリーさんが存命中は、ジャニーさんが60%、メリーさんとジュリー社長、そしてメリーさんの片腕と言われた伊豆喜久江さんがそれぞれ10%ずつ保有していたと言われています。
しかし、ジャニーさんとメリーさんが亡くなり、伊豆さんもジャニーズ事務所を退社した現在、ジャニーズ事務所の株式は全てジュリー社長が保有しているとされています。
つまり、いくら社長を退任したとしても株式を保有している限り、筆頭株主として経営への口出しは可能ということに。
ただ、今回の退任と同時に株式を手放すこともできたと考えられますが、その売却先がないとも言われているんです。
そしてなぜこれまでジャニーズ事務所は上場しなかったのか、
それは外部の人に株を買われ、経営方針に口を出されたり、一族が経営から外されるのを避けたかったからでしょう。
上場すると会社は株主のものとなってしまいますが、社会的知名度が上がり、融資なども受けやすくなります。
しかしジャニーズ事務所は十分に資金があり、また人気のタレントが多く所属している事務所で知名度も高いことから、その必要はなかったと考えられます。
ジャニーズタレントでジュリー派と言われているのは誰？
ジャニーズタレントの中には派閥があることは有名ですが、その中でもジュリー派と言われている人は誰なのでしょうか?
グループとしては以下のグループがジュリー派と言われています。
- TOKIO
- NEWS
- 嵐
- 関ジャニ∞
- KAT-TUN
- Hey!Say!JUMP
- King & Prince
- なにわ男子
また、ジュリー元社長にはお気に入りのメンバーがおり、そのメンバーは以下の6人です。
- 中島裕翔(Hey!Say!JUMP)
- 伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)
- 目黒蓮(Snow Man)
- 永瀬廉(King & Prince)
- 岸優太(元King & Prince)
- 道枝駿佑(なにわ男子)
お気に入りのメンバーはメディアへの露出が他のメンバーと比べて多いようで、映画やドラマなどの仕事を優先的に回されているとのこと。
さらにこの中でも特にお気に入りのメンバーがなにわ男子の道枝駿佑さんです。
道枝さんはジャニーズの先輩がやっていたレギュラーなどの後を担当していることが多く、ジャニーズファンの間でジュリー元社長のお気に入りであることは有名な話。
ラウールさんが連載していた枠で雑誌連載を持ったり、平野紫耀さんが出演していたCMの後を継いだりと、かなり多くの仕事を回してもらっている印象がありますよね。
ジュリー社長が退任した後はこういった「ジュリニ」たちの仕事はどう変化していくのか、その辺も気になる所です。
ジャニーズの新社長候補は誰がいた？東山紀之以外の候補者は？まとめ
今回はジュリー元社長の退任後の新社長候補は誰がいたのか、東山紀之さん以外に候補者はいたのか、また会社が上場しなかった理由やジュリー派と言われていたタレントについて紹介しました。
帝国を築いてきたジャニーズ事務所の変革の時ではありますが、どう転んでいくのかは今のところ不透明です。
ただ、アイドル達に落ち度はないので、どうか良い方向へ進んでいってくれることを期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
