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椎名林檎はどんな人?若い頃や伝説エピソードと本名・代表曲も

椎名林檎さんはこれまで、楽曲はもちろんMVも話題となり20年以上ずっと斬新かつ新鮮な楽曲を披露している印象がありますよね。

そんな椎名さんの実際の姿は謎が多い印象がありますが、一体どんな人なのでしょうか。

また、近年の活躍を知る若い世代にとっては若い頃や伝説のエピソードを知らないという方も多いでしょう。

そこで今回は椎名林檎さんとはどんな人なのか、若い頃や伝説エピソード、本名や代表曲についてご紹介していきます。

目次


椎名林檎はどんな人?本名やデビュー経緯は?

  • 名前:椎名林檎(しいな りんご)
  • 本名:椎名裕美子(しいな ゆみこ)
  • 生年月日:1978年11月25日
  • 年齢:45歳(2023年12月現在)
  • 出生地:埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)
  • 出身地:福岡県福岡市
  • 所属事務所:有限会社黒猫堂
  • 所属レーベル:EMI Records

椎名林檎さんはデビュー当時から独特の世界観と多様な音楽でファンだけでなく、音楽業界にも多大なる影響を与えてきた存在ですよね。

そんな椎名さんはクラシック好きでジャズやポピュラー音楽への知識も深いお父さんと、古い歌謡曲が好きでバレエ経験者のお母さんの間に生まれ、かなり幅広いジャンルの音楽に触れながら育ってきたそうです。

クラシックのピアノ曲やバレエ音楽に始まり、中学生の時にはお兄さんの影響でブラック・ミュージックに傾倒するように。

中学時代にはバンドを友達と結成して活動したり、自分で曲を作るようになっていきました。

高校からは日本のバンドの音楽も聞くようになりますが、それでもやはり根底にあるのは海外の音楽だったとのこと。

自分の作る音楽に絶対の自信があったのか、高校2年生の終わりには音楽活動に専念するために高校を中退してしまいます。

その後はアルバイトしながらデモテープを作り、レコード会社などに送る日々。

転機となったのは1996年に参加した『The 5th MUSIC QUEST JAPAN FINAL』という大会で、「椎名林檎」としては初舞台でした。

そこで披露した後の大ヒット曲『ここでキスして。』で優秀賞を獲得したことで、多くのレーベルから声がかかるようになります。

そして1998年にシングル『幸福論』でメジャーデビュー。

当時椎名林檎さんを担当していた人はその独特な感性を持った椎名林檎さんの楽曲をどうにかディレクションして大衆受けするように持っていこうとしていたんだそう。

しかし結局は彼女のセンスに全てを賭け、ベーシストの亀田誠治さんと引き合わせ、2人で「椎名林檎」の世界観を造り上げていきました。

椎名林檎さんの歌詞には旧仮名遣いや旧字体がよく使われるんですが、彼女が読書家だから使うというわけではなく、むしろよく読むのは辞書なんだとか。

辞書って読み物ではない気がするんですが、そのおかげで椎名林檎さんの独特な世界観を表わす豊富な語彙が生まれているのかもしれませんね。

椎名林檎の若い頃や伝説エピソードは?

椎名林檎さんは20歳の時にデビューしていますが、その頃から様々なエピソードが生まれています。

まず、デビュー当時自身の音楽ジャンルについて「新宿系」としていましたが、これは実は口から出た出まかせ。

取材を受ける際に何度も何度も音楽ジャンルについて聞かれるため、面倒くさくなって適当に言ったらそれが定着しちゃったんだとか。

また、伝説と言えば『本能』のミュージックビデオは外せません。

ナースのコスプレに真っ赤な口紅、さらにハイヒールを履くなどかなり強烈なインパクトを残したこのミュージックビデオは、これをきっかけに椎名林檎さんを知ったという人も多かったはず。

かなり賛否両論巻き起こしたこのミュージックビデオですが、「これが椎名林檎だ」という独特な世界観を世間に印象付けたものになったのは間違いありません。

椎名林檎の代表曲や人気曲は?

今回は椎名林檎さんの代表曲や人気曲を発表された順に8曲ご紹介します。

1曲目はデビュー曲となった『幸福論』。

ライブではテンポを上げてさらに拡声器で披露することもあり、幸せって何なのかについてストレートに歌い上げるこの曲は、バンドをやっている女の子たちの間でも人気の1曲ですよね。

2曲目は1998年9月リリースのシングル『歌舞伎町の女王』のカップリングとして収録された『丸の内サディスティック』。

芸能界にもこの曲のファンが多く、様々なアーティストにカバーされている名曲です。

歌詞の中には東京メトロ丸の内線の駅名が所々に登場するだけでなく、ギターやアーティストの名前が出てくるところも大きな特徴ですよ。

3曲目は1999年1月リリースの3rdシングル『ここでキスして。』。

この楽曲は椎名林檎さんがデビューするきっかけになった1曲で、椎名林檎さんの原点とも言える楽曲と言えるのではないでしょうか。

他の女の子に目移りしてしまっている彼への恋心を歌っており、この曲のヒットで『ミュージックステーション』への初出演も果たしました。

そして、4曲目は1999年10月リリースの4thシングル『本能』。

かなり強烈なインパクトを残したこの曲は、椎名林檎さんを代表する1曲と言って間違いないでしょう。

リリースされた当時もかなり大きな衝撃を世間に与え、「椎名林檎」の地位を確立させたと言えそうです。

5曲目は2000年1月リリースの6thシングル『罪と罰』。

歌いだしの「頬を刺す 朝の山手通り」のフレーズはあまりにも有名で、曲名を知らなくてもこのフレーズは知ってる!という方も多いのではないでしょうか?

とにかく歌い方に癖がたっぷりなこの曲は1度聴いたら忘れられないこと間違いなしです。

6曲目は『罪と罰』と一緒にリリースされた『ギブス』。

この楽曲はリリース前からライブなどで披露されており、ファンからは発売前から人気の高い1曲でした。

椎名林檎さん初のバラード曲となっており、昔付き合っていた恋人との思い出や恋心がまっすぐにつづられたラブソングで、カラオケでいつも歌っていたという方も多いのではないでしょうか。

7曲目は2015年8月リリースの『長く短い祭』。

この曲は今や夏の定番ソングとなっており、ジャズとブラジル音楽の要素が入り混じった大人の夏の夜を感じさせる1曲。

自身も所属するバンド・東京事変のギタリストである浮雲さんとのデュエット曲になっています。

8曲目は2017年12月リリースのアルバムに収録された『人生は夢だらけ』。

2016年に放映された高畑充希さんが出演するかんぽ生命のCMの為に書き下ろされた1曲で、まるでミュージカルのように広がっていく音が心地よい1曲ですよね。

ミュージックビデオでは椎名林檎さんの娘さんが作ったカラフルなネックレスと、お母さんから譲り受けた緑のコートを着用しており、3世代のコラボがミュージックビデオの中で実現しています。

椎名林檎はどんな人?若い頃や伝説エピソードと本名・代表曲もまとめ

今回は椎名林檎さんとはどんな人なのか、若い頃や伝説エピソード、代表曲や本名についてご紹介しました。

初期の頃と今とではかなり曲の雰囲気が変わっていますが、やはり歩んできた人生の経験が曲にも反映されているのかもしれません。

最近はアーティストとしてだけでなくオリンピックなどの公的なイベントにも携わる椎名林檎さんの今後の活躍を楽しみにしたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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