1984年に劇場公開され、今も名作として人気の高い宮崎駿監督の作品『風の谷のナウシカ』。
この作品は実はスタジオジブリが創設される前の作品で、公開の翌年にスタジオジブリは発足しました。
そんなナウシカのメインキャラで風の谷の人々からも尊敬を集めるユパ様は、一体何者なのか、ナウシカの関係や年齢をご存知ですか？
今回は不朽の名作『風の谷のナウシカ』のユパ様にフォーカスを当てて、正体を紹介していきます。
[風の谷のナウシカ]ユパ様って何者？正体年齢は？
ナウシカの住む風の谷の住人達からも慕われているユパ様のフルネームは「ユパ・ミラルダ」という名前で、その年齢はなんと45歳なんです。
見た目的に年齢がもっと上だと思っていた方も多いと思いますが、そんなユパ様は一言で言うなら「風の谷出身の剣豪」。
風の谷で育ったユパ様は昔からナウシカの父であるジルと一緒に過ごし、剣の腕は腐海一でありながら、争いや殺生を嫌っており、原作ではトルメキアと土鬼(ドルク)の争いを止めようとした為に最後には命を落としています。
物語の中では風の谷を離れてトリウマを2頭引き連れて世界中を旅しており、映画の冒頭では約1年半ぶりに帰郷した様子が描けれていましたよね。
ユパ様が旅をしている理由は2つ。
1つは『世界を侵食し続けている腐海の謎を解くため』で、もう1つは映画で語られた『風の谷の伝説に残る”青き衣の者”を探すため』です。
また、世界中を旅している為各地の文化や歴史など様々な知識が堪能で、その為に風の谷の人々から賢人のように尊敬されているのかもしれませんね。
[風の谷のナウシカ]ユパ様とナウシカの関係は？
ナウシカからするとユパ様は剣技の師匠であり、父の旧友と言えます。
腐海の毒に徐々に侵されてしまい動くこともままならなくなってしまった父・ジルの代わりに、ナウシカに様々な教育や訓練を施していたよう。
風の谷の人々は全員が家族のようではありますが、特に近しい関係のユパ様にだけはナウシカも弱いところを見せることができるように感じましたよね。
ただ、ナウシカの父であるジルはナウシカの結婚相手としてユパ様をという考えもあったようで、ユパ様にそろそろ谷に戻ることを打診した時の視線でそのことが暗示されています。
宮崎監督は露骨にそういったことを描くのを嫌うので、動作で暗示させるなんて面白い演出ですよね。
[風の谷のナウシカ]ユパ様の名言まとめ
年齢設定以上の貫禄と余裕を見せるユパ様は様々な名言を残していますね。
まず1つ目は、『また村が一つ死んだ』。
このセリフは映画の冒頭で発せられたセリフで、かつて訪れた村が腐海に飲まれてしまったのを目撃した時のつぶやきでした。
ユパ様は世界中を旅している為に、何度もこういった光景を目にしていたことから「また」という言葉が出てきたのでしょう。
2つ目は『双方動くな！動けば王蟲の皮より切り出したこの剣がセラミック装甲をも貫くぞ！』。
このセリフは風の谷がトルメキア軍の侵攻を受けてジルが命を落とし、ナウシカが怒りで我を失い戦おうとした時のセリフです。
トルメキア兵とナウシカの間に入ったユパはこの言葉で場を収め、その後にナウシカを諭した言葉もまた名言と言えます。
ユパ様の発言は全て名言と言えるほどにカッコイイセリフばかり！
ぜひ映画を見返してみて、ユパ様の名台詞を堪能してくださいね。
[風の谷のナウシカ]ユパ様って何者？ナウシカとの関係や正体年齢は？まとめ
今回は『風の谷のナウシカ』に登場する旅する剣豪・ユパ様についてご紹介しました。
世界を回って様々なことを経験してきたからこそ出る貫禄に魅了され、ファンになる方も多いキャラクターなであるユパ様。
ナウシカにとっては恩人であり家族のようなユパ様は本当にかっこいいですよね！
最後までご覧いただきありがとうございました。
