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千と千尋の神隠しの湯屋/油屋の従業員は何者?リンや釜爺の正体も

千と千尋の神隠しの物語の舞台となるのは油屋と書かれた湯屋。

その湯屋の主人・湯婆婆に雇われて働いている従業員たちは一体何者なのでしょうか。

そこで今回は千と千尋の湯屋(油屋)の従業員たち、リンや釜爺などの正体についてまとめてみました。

目次


千と千尋の神隠しの湯屋/油屋の従業員は何者?

千と千尋の神隠しでは、神様たちが疲れを癒しにくる湯屋(油屋)がメイン舞台となっていて、そこではカエルなど見るからに正体が分かるキャラクターもいれば、何者か分からない従業員もいますよね。

湯屋で働く男性従業員は皆カエルで、女性陣はナメクジやイタチなど動物となっていて、なぜ男性はカエルだけなのかについてははっきりと分かっていません。

宮崎駿監督にとって現代の男性はカエルのようなもの(自分を含め)なんだそうで、湯屋の父役や兄役は決まりや顔色ばかりを気にして、つまらないことを言っていますよね。

そういったイメージから男性従業員はカエルが正体となっているようです。

女性従業員については、食事を世話したり、お客様へ接客しているキャラクターは「なめくじ」が正体で、その理由は、表ばかりツヤツヤに綺麗にしているから…という説も。

男性・女性どちらの従業員についても現代人をイメージして描かれているようなので、堅物な男性=カエルと外見ばかり気にする女性=なめくじといった感じかもしれません。

しかし、一方でカエルやなめくじは『神聖な生き物』という説も…。

どちらも水と陸の境目で生きているため、そのような生き物は隠し世と現世を行き来できると言われているそうです。

そんな存在であるからこそ、千と千尋の世界でも八百万の神様をもてなすことができるのでは??という考察もあります。

リンの正体

千尋が湯屋で頼りにしている面倒見が良いキャラクター・リン。

リンは他の従業員と比べると見た目も違い、より人間に近い感じがしますよね。

なめくじをモデルとした女性従業員のような顔形ではなく、背もすらっと高いのが特徴。

そんなリンは14歳でモデルは白狐と言われていて、他にもイタチという説もありますが、他の女性従業員とは格した美しさや千(千尋)の指導者としての立場を考えると、白狐説が有力と言えそうです。

釜爺(かまじい)の正体

湯屋のボイラー室で働く、手が何本もあるお爺さん・釜爺。

釜爺は他の従業員より湯婆婆との関わりも深く、銭婆についてもよく知ってそうでしたよね。

釜爺は腕を色々な方向に動かせる超柔軟な関節を持っていますが、その正体は「ザトウムシ」がモデルだと言われています。

ザトウムシは雲より脚が長く、一つの節も長いのが特徴。

胴体とのバランスを見るとまるで、釜爺にそっくりですよね。

そんな釜爺は物語の中で40年前の電車の切符を持っていて、ボスである湯婆婆を昔から知っていることから、湯屋で最も古い従業員だと考えられ、一部では坊の父親では?という考察も。

「風呂釜にこき使われとるじじい」と自分を表現していて、湯婆婆に使われてると言わないあたりも何か意味を感じますよね。

まとめ

ここでは千と千尋の湯屋(油屋)の従業員たち、リンや釜爺などの正体についてご紹介しました。

千尋が迷い込んだ湯屋の世界では千尋以外に人間はいませんが、従業員の中には川の神様・ハクがいて、ハクの役割が他の従業員と違うところもポイントですよね。

千と千尋は見れば見るほど、様々な疑問や考察が考えられ、キャラクターのセリフを深読みするのも楽しいですよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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